ネットワーク環境の構築(プロバイダー選定、ルーター選定)

ネットワークは、意外と落とし穴が多いので、注意が必要です。

ルーター選びですが、NATの同時セッションを65535個管理できるYAMAHAのNDR501に変更しました。家庭用ルーターの場合、2000~4000くらいのものが多く、少ないです。また、YAMAHAのNDR501は下記のenひかりの「v6plus+固定IP」に対応しており、GUIだけで設定が可能なため、選定しました。

インターネットのプロバイダは、必要性は少ないかもしれないのですが、enひかりに変更しました。プロバイダ選びの理由は次のとおり。

    • ネット混雑時の影響を受けにくい「IPoE方式」の接続が可能
    • 「ipv4 over ipv6」対応の「v6plus」サービスが使える(IPoE方式でipv4のサイトに接続が可能)
    • v6plusサービスで固定IPが使えて、使えるポートの制限無し、固定IP費用がダントツ安い(ipv6対応のサービスは通常使えるポート数に制限があるようですが、enひかりの固定IPの場合は無制限)
    • 解約時の違約金なしのシンプルな料金体系

IPoE接続が可能でも、「ipv4 over ipv6」が使えないと、混雑緩和の恩恵がほとんど受けられないことに注意が必要です。また、2020年10月時点で「v6plus+固定IP」には家庭用ルーターではほとんど対応していませんでした。

ちなみに、自宅サーバー運用のために固定IPでなく、DDNSという手もあります。IP変更時に通信できなくなりますが、うまく対応する方法があるのかも知れません。ただし、使えるポート数の制限問題がありますので、慎重に選ぶ必要があります。

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